Leica M8の赤外線カットフィルターは薄い。
黒い被写体を写すと、紫色に変色する。
つまりマゼンタ被りを起こしてしまう。
それを逆手に、赤外線写真撮影に挑戦した。
IRフィルターを通すことで、世界が全く違って見える。
単純モノクロで写せば、木々が真っ白になってしまうのである。
カラーデータを操作し、青空を無理やり作り出した。
夏の始まりに満開に咲く、偽りの桜を見ることができた。
2016/06/26 名古屋市千種区 東山動植物園
Leica M8+Nokton Classic 35/1.4
※IR760フィルターを使用し撮影後、Adobe Leightroom、Photoshopで加工