マニュアルでピントを合わせること

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Fujifilm X-E2+Summitar 50mm F2

三重県志摩市賢島 賢島大橋

 

近頃毎日カメラを持ち歩いてはいるものの、

これといったものを撮れていない。

 

そんな自分にイライラしたから、

今回もこうして突然遠出してしまうのだ。

 

思い立ったらすぐ行動してしまうのは、

見切り発車だとか、計画性がないとか言われる事も少なくないが、

後悔したことは一度もない。

 

自分自身でストレスを解消する術を知っているから、

迷わず行動に移せるのだ。

 

 

撮影中、一隻の船がこちらに走ってきた。

久々の動体撮影。

Summitarの滑らかなヘリコイドを指先が捉えた。

 

もしオートフォーカスのカメラを使っていたら、

違うところにピントが合っていたことだろう。

 

オートフォーカスでピントを外すことほど、

ストレスに直結することはない。

また、オートフォーカスが自分の意思に反し、

ピントを合わせたいところに合わないこともストレスになる。

 

でも、マニュアルなら、

自分の指先を信じてヘリコイドを回した上で、

それでもピントが合わなかったら、

「まあ、まだまだなんだな。」程度に流すことができる。

 

中には、

ライカはかっちり合焦させなくてもいい。

という人もいる。

 

そのくらいの気持ちでいるからこそ、

うまくピントが合ってたら、

「よっしゃ。」と心の中でガッツポーズができるのだ。